• テキストサイズ

【NARUTO】スケアさんとの恋

第9章 失恋後…


次の日から激務で、失恋の余韻を浸る時間は全くなかった。

おかげで私は、落ち込んでる様子を周りに悟られずに済んだ。

カカシとも、いつもの仲に戻っている。多分気を使い、そうしてくれているのだろう。
彼は優しい人だから。

ギクシャクしていれば
仕事にもならない。
一流忍者は任務をスマートに
こなしていくのだ。


カカシを見ていると、スケアさんとダブって見えていた。


口布の下にはあんなに整った顔があるとは、まさか誰も気づかないだろう。

隠す理由も分からなくはない。
カカシに、ちゃんと謝ろうとしているが、二人っきりになる事だけは避けられていた。

少し今、その部分だけが
辛く感じている。
窓から外を黄昏れていると、
後ろから声がした。

「何、黄昏てんだ?。
失恋でもしたか、青春だな!」

ガイが、ガハハハと笑いながら、横に並ぶように立っている。

「ガイは、いっつも鋭いよね、そういう所。」

溜息をつきながら
視線を向けずに答えれば、
ふと、飲み会の時を思い出していた。


/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp