第7章 居酒屋で偶然に…
スケアさんのおかげで、すっかり機嫌も戻り、
終始ニコニコしていた。
スケアさんは、
明日早いようで、10時ぐらいに帰ろうとしたので、私もスケアさんに誘われて、一緒に帰ることにした。
スケアさんの少し強引な一面を見れて幸せだった。
お酒も飲んで、酔っている。
トロンとした熱い眼差しを
スケアさんに向けていた。
「、お家送るね。
上忍さんが沢山いたから驚いたね。だけど、楽しかったよね。」
「そうですかー?私はずっと、面白がられて恥ずかしかったです。」
少し口を尖らせて言えば、
スケアさんが目を細めて笑っている。
「、急に拗ねちゃうんだもん、可愛いくて笑っちゃった。ゴメンね?」
こちらを伺うように言われて
ビックリしたが、酒に酔って少し鈍くなっている。
「気にしてませんよ…スケアさん。」
素直に穏やか表情を浮かべ、
スケアさんを見ていた。
「スケアさんの笑った顔、素敵ですね、大好きなんです。」
自然に言えて、ホッとした。
スケアさんが一瞬動きが止まったように感じたが、気にしなかった。
スケアさんともっと親密な関係になりたいって思う。
スケアさん、可愛いって言ってくれた…うれしい。