第1章 カカシの素顔が明らかに⁈
「僕は写真家のスケア。スクープを求めて西へ東へ。よろしくね。」
「 です。
カカシとは同期で、上忍です。」
すると、カカシの情報を聞きたいのか、スケアさんが質問してきた。
「カカシさんとは仲が良いのですか?さんはカカシさんの素顔を見た事がありますか?」
「えっと、彼とは同期なんで普通の仲なんです。
素顔は、私も見た事が無くて…あまり、私が興味ないから覚えてないのかもしれませんね。」
そう言って、
ニッコリ微笑んで伝えた。
とにかく、カカシは同期で興味が全く無い事を、スケアさんに伝えたかった。
(スケアさんの方が私は百倍、
気になるんです!!)
その言葉にスケアさんが、
一瞬目を見開き驚いているように感じた。
(あ、いくら同期でもいい過ぎたかしら…あー、でもスケアさん、本当にイケメン…ずっと見ていたい…)
「それは残念…ですね。何かカカシさんの情報を聞きたかったんですが…」
スケアさんの声のトーンが少し下がった気がした。
(よっぽどスクープを狙っているのね。これは協力して、仲良くなるチャンス!)
「さん、これから、私たち、忍び込んで、火影様に提出している忍者登録書を見に行くんです。さあ、行きましょう!」
サクラがやる気満々で
お誘いをしてくれている。
私はその言葉を聞き、
彼女たちとは真逆の顔つきにどんどん変化していった。
(里の最高機密扱い書類…だと?)
真っ青になり、恐怖で
汗が流れてくる、
(絶対、叱られるパターン!猿飛様にバレたら私は叱られるだけで済まない……)
血の気が引いていくのを感じ、
一、二歩下がった。