第4章 デート(?)
スケアさんに家まで送ってもらい、玄関でサヨナラした。
ドアを閉めて、顔を触れば口が緩々だ。まったく忍びのくせに!感情を表に出し過ぎだ!
「イヤーン!!
明日どうしようーー!」
叫びながら、部屋に入る。
(どんな服着よう…任服だけど、お気に入りのあの服着よう!)
急いで箪笥から服を出して、ハンガーにかけて壁のフックにかけた。
(楽しみで仕方ない!!)
シャワーを浴びながら
ずっと鼻歌を歌っていた。
明日が来るのがこんなに楽しみなのは、遠足以来だ!
ワクワクして布団で悶えて横になっていた。
幸せ。あの時ナルトが、声をかけてくれたおかげだ!
(スケアさん、大好きです。)