第5章 待機所
今日は朝から待機だから、
待機所でのんびりコーヒーをのんでいる。
何やら外が騒がしい。カカシを呼ぶ子供達の声が聞こえる。
多分、カカシの素顔を暴こうと第七班が躍起になっているに、違いない。そこにスケアさんもいると思う。
窓から外を眺めていれば、
大人数でカカシが囲まれている。凄い数だ。
お、シカマルに影真似の術で
捕まった。
さすがシカマル!頑張れ!
あと少しー…!
と、思えば、カカシは影分身だったようで、消えた。
「なーんだ、やっぱり。
カカシの方が一枚上手だったわけね。」
つまらないー!っと、
独り言を呟き、窓を閉めた。
スケアさんのために
今日はいつもより丈の短めの任服を着ている。
(気に入ってくれるといいのに…)