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BLEACH〜透明な華〜

第8章 truth




「ああ、真っ白は寂しいからと金の装飾やら何やらしていたぞ」

鞘に描かれているのは花の模様、金を使っているらしい

あとなんか紐とか着いてる

『無駄に豪華に…』

神無月よく許したな…

「いいじゃない。可愛くしてもらったんだろ?」

『…そうね』

「さ、早う下に戻らんと礼を言えなくなるぞ、それに休暇も減る」

「そうだよ!休暇楽しんどいで!」

『二人共…ありがとう』

私は新しい死覇装を着て下に降りる用意をする

今度こそ階段で降りようと思い、階段を作っていたその時だった

ゲシッ

蹴られた。麒麟寺天示郎に

『…バカ!!アホ!!…ありがとね!天示郎』

全力で叫んどいた

「もう二度と怪我すんじゃねえよ」

蹴られたことを許す気は無いが、治療に関してはお礼を言う

ただ、

『…これ、何回目?!』

私は落下している

瀞霊廷まで落とされてる

『咲き誇れ!神無月!』

「おかえり、蝶」

横に神無月が現れる

『へ?!』

「…疲れた…」

『いや、疲れたじゃなくて…落ちるんだけど…』

「王悦…嫌い」

『あ、うん。やっぱり?

でも今はそれどころじゃないんだけど』

「仕方ない。おいで、鼓草」

鼓草とは、たんぽぽのこと

フワッ

鼓草が私と神無月をキャッチした

『ここ…』

「ちゃんと、隊舎に帰れるようにしといたよ」

どうやら、神無月が落ちる位置を調整していたらしい

隊舎の門の前に下ろしてくれた

『そう…ありがとう、神無月。

あなたのおかげね』

「本当にもう怪我しないでよ!?シキが怒るから。俺も怒るけど」

『うん、努力するわ』

「……努力…ハァ…」

神無月は何かを諦めたかのように斬魄刀に戻った






「蝶…?」

『…一護?』

後ろから声をかけてきたのは一護だった

急に一護に抱きしめられる

『へ?!ちょ、一護?』

「心配した…。」

『あ、ごめ…ん』

「良かった…生きてて」

『うん。一護も…無事で良かった。

…ん?』

急に柔らかいものが唇にふれる

それは、すぐに離れた

「あ…悪ぃ…」

一護の顔は真っ赤だ。

何をされたのかはわかる。キスだ。キスというやつだ

『…?ねえ一護…』

キスされたことなんか頭から飛ぶくらい感じた違和感

『霊圧変わった…?』



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