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BLEACH〜透明な華〜

第8章 truth




『うるさい…』

「…数男、数比呂、とりあえず手当してやれ。
その後、白骨地獄に入れろ」

「「応!!」」

その声を聞いて、私は気を失った



「…蝶…」

「お前ェ、さっさと刀に戻れや」

「言われなくても戻るよ。ちゃんと治さないと殺すからな」

「…主に性格そっくりだな」

「お褒めの言葉をどうも」

神無月は斬魄刀に戻った





『…ん…?』

「お、目覚めたか」

『…!?真名呼和尚?』

思わず起き上がる

「回復したようだな。下で何があったかは聞いとる。

何故、限定解除せなんだ」

『…限定解除しようかと思ったんだけど、思ったより傷が酷くて…霊圧上げすぎたら死ぬなと思ったのよ』

「そうか」

『というか…私何日寝てた…?』

「安心せえ、まだ半日も経っとらん」

『…流石、天示郎ね。』

「あやつに感謝だな。もう少し遅ければ…死んでおったぞ」

『そうね…。』

一護たちは大丈夫だろうか…

「…下に戻るか?」

『!いいの?』

「まあ、休暇中じゃしな。お主の好きにするとええ…だが…」

バンッと扉が開く

「蝶ちゃん!!」

『曳舟さん?!』

「心配したんだよお!!!」

私を抱きしめる曳舟さん

『ちょ、苦しっ…曳舟さん!』

「ああ、ごめんごめん。怪我は治ったの?」

『治ったわよ。心配してくれてありがとう』

「いいんだよ。本当にあんたは目を離したらすぐ無茶するんだから…」

ため息をつく曳舟さん

『ごめんなさい』

「あんたが無事なら、それでいいけどね」

『曳舟さん…』

「あ、そうそう!これ持って行きな!
下に戻るんだろ?」

『?これ…』

「あたし特製のお弁当と、千手丸が新しい死覇装作ってくれたんだよ」

『え、千手丸が?』

修多羅千手丸、元十二番隊の隊士で私の事を少し嫌っていた筈だけど…

「ありがたく貰っとけ」

真名呼和尚がそう言った

「それと、王悦があんたの斬魄刀の手入れしてくれてたよ」

『王悦が?!』

二枚屋王悦、斬魄刀を創った男

神無月が王悦の事嫌いって言ってたのに…

喧嘩しなかったかな…?

「ほれ、そこに斬魄刀は置いてあるぞ」

横を見ると真っ白な鞘に収まった神無月があった

『あれ?なんか豪華にされてる…』


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