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BLEACH〜透明な華〜

第7章 arrival




空から降ってきたのは一護だった


「…ルキア、助けに来たぜ」

「来てはならぬと言った筈だ…あれほど……追ってきたら許さぬと…!
ぼろぼろではないか…莫迦者…!」

そう言ったルキアの目には涙が浮かんでいた

「…まったくだ、だから後でいくらでも怒鳴られてやるよ。
あいつを…倒した後でな!」

一護は白哉を睨む

「…白哉、あれは誰だ」

「無関係だ。少なくとも今、兄の頭を過ぎった男とはな。奴は何者でもない。ただの旅禍だ。

私が消す、それで終わりだ。」

白哉の霊圧が上がり、ルキアと山田くん、ブサ男が霊圧に耐えられなくてしゃがみ込む

だが、一護は顔色ひとつ変えなかった

そして一護は白哉の瞬歩を見切った

私の思った以上に腕は上げてきてる…でも、それじゃまだ足りない。

白哉が斬魄刀を始解しようとした時だった

「…あれは…」

「貴様は…夜一!!!」

夜一が白哉の斬魄刀を封じた

「誰…ですか…?知らない人だ…」

山田くんが言う

「いや……聞き覚えのある名だ…確か…先代隠密機動総司令官及び、同第一分隊"刑軍"総括軍隊長」

ルキアは驚いていた

「四楓院夜一、久しく見ぬ顔だ。行方を晦ませて百余年…死んだものとばかり思っていたが…」

「…夜一さん、助けに来てくれたんだろ?サンキューな、でも悪い、どいててくれ

俺はそいつを倒さなきゃならねえんだ」

「…倒す?おぬしが?あ奴を?
…愚か者。」

「え…」

夜一は一護の傷口を手で刺した

「何すんだ…夜…い…」

そのまま一護を気を失う

『薬ね。彼を治す気?夜一』

「…蝶」

「治させるとおもうか。させぬ、兄はここから逃げることはできぬ。」

「…ほう、大層な口を利くようになったの白哉坊。
おぬしが鬼事で儂に勝ったことが一度でもあったか?」

「…ならば試してみるか?」

「3日じゃ。3日で此奴をおぬしより強くする。それまで勝手じゃが暫しの休戦とさせて貰うぞ。追いたくば追ってくるが良い。

"瞬神"夜一、まだまだおぬしら如きに捕まりはせぬ。」

夜一は一護を抱え、去っていった

『あーあ、逃げられた』

白哉はいつの間にか帰っていた

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