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BLEACH〜透明な華〜

第6章 start



「任せておけ」

「はいっス」

『行ってきます』

私は穿界門を通り、瀞霊廷に降りる

『さて…まずは…』

藍染たちの動きも知りたいけど…それは無理ね

とりあえず今は休暇の扱いだけど…

『そうだ、元柳斎に会いに行こう』



そう決めてすぐに一番隊隊舎へ向かった

『元柳斎、失礼するよ』

私は返事も待たずに扉を開ける

「どうした。休暇中のはずでは?」

『いや、最近事件?があったって聞いたからね』

「それの事か。確かに、零番隊であるおぬしなら…聞くべきかもしれんな」

『じゃ、詳しく教えて』

「十三番隊所属の朽木ルキアが現世の人間に死神の能力を譲渡した。
そして、中央四十六室の決定により…極刑が下される事になった」

『極刑…』

という事は、双極か

「そうじゃ。刑の執行は22日後じゃ」

『そう。わかったわ。また何かあれば教えて』

私はそれだけ言い残し、自分の隊舎に戻った


『22日後…』

まずは…味方を作るべきよね

可能性があるのは、烈、京楽…浮竹かな

あと、砕蜂も有り得るわね

双極を破壊するとなると…四楓院家のアレが必要ね

封印が解ける人を味方にするから…京楽と浮竹かな

早めに味方にはしておきたいけど、一護たちが来るまでは下手に動かない方がいいわね

あと7日…仕事するのも嫌だしなぁ

『一度、ルキアちゃんに会いに行こうかな』


明日…行こう

今は六番隊の牢にいるはずだ







『こーんにちはー。』

門の前で叫ぶ

すると、赤い髪の死神が出てきた

『あの、朽木ルキアに面会希望なんですけど』

「所属は…」

『零番隊所属の水無月蝶と申します』

「これは失礼を。六番隊副隊長の阿散井恋次です」

見た目と違って意外と礼儀正しいのね

『面会…できる?』

「大丈夫っスよ。俺も今から行くところだったんで」

『そうなのね。あ、そうだ、面会の時もし良ければでいいんだけど…朽木ルキアと二人きりになることは出来る?』

「俺が外にいていいなら大丈夫っスよ」

『ありがとう。阿散井くん』



「恋次でいいです。」

『そう?なら、私の事も蝶って呼んで?敬語もなしで』

「…おう」






一護に似てる。





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