• テキストサイズ

BLEACH〜透明な華〜

第6章 start




それから5日間、喜助と一護はずっと戦ってた。
昼も夜も関係なく…

『喜助、そろそろ日付変わるよー』

「わかりました…ってな訳で…」

「なんだよ」

「黒崎サン、今から蝶サンと戦って下さい」

『「は?」』

「何言ってんだよ浦原さん!てか蝶って戦えんのかよ」

『あ?』

「く、黒崎サン…蝶サンは強いっスよ。あなたよりはね。」

『いいわよ、一護。来なさい…叩きのめしてあげる』

「手加減大事ッスよ…?」

「本気で戦うのかよ」

「いや、黒崎サン…『大丈夫。始解はしないわ。そのままかかって来なさい一護』」

「いや女相手に…その…」

『女だから何かしら?あ、今まで黙ってたからね。それはごめんなさいね?
でも…女だからって手加減するようじゃ…痛い目見るわよ』

少しだけ威圧する

「ど…っ…どうなっても知らねえからな!!」

そう言って一護は斬月を振り下ろす

私はそれを難なく防ぐ

「なっ…」

『どうしたの?それでお終い?』

「んなワケ…」

キンっ

私が斬月を弾く

「っ…!」

それから、一護は何度も私に斬月を向けてくるが…

『随分、息が上がってるじゃない。一護』

「うる…せえ」

息が上がっている一護は立っているのもしんどそうだった

それもそうか。ずっと喜助と戦ってたもんね

『華を咲かせろ、神無月』

一護の周りに白い雛芥子が咲く

『白い雛芥子の花言葉は…眠り。

おやすみなさい、一護』


「お疲れ様っス」

『花弁を散らせ、桜』

私は桜の刃を喜助に向ける
もちろん、寸止め

「ヒッ…」

『いきなり戦わせないでくれる?』

「スミマセン…」

『はぁ…まあ、思ってたよりは成長してたんじゃない』

「そうっスね」

『今は寝かしといてあげて。

あと、次急に戦わせたら殺す。』

ニコニコと笑いながらそう言った

「は…はいっス」



それから喜助が尸魂界への門を開く準備のため、七日間の休息となった



『おはよ、一護』

「あ…俺…」

『よく眠れた?』

「あ、ああ。」

少し一護は戸惑っているようだった



『今まで、死神だってこと…黙っててごめんね』



/ 246ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp