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BLEACH〜透明な華〜

第2章 return



『で、残りの2人はどうする?』

「平子サンがやられたんじゃ、ボクは降参しますよ。」

「実力も見れたしの…認めるしかないの…」

浦原喜助と二番隊の隊長は降参した

『そう。元柳斎、これでいいかしら?』

「構いません。」



「では…ここにいる隊長全員の総意により、水無月蝶を零番隊に配属とする。」

『…仰せのままに…』


私の零番隊配属が決まり、とりあえず今夜は一番隊でお世話になることになった


私は元柳斎に頼み、修練場を開けてもらった

『新しくしたのね…』

床に敷かれている畳はとても綺麗で、しっかりと手入れが施されていた

久しぶりだなぁ…

本当に尸魂界に帰ってきたのか…

もう二度と、戻らないと思ってたのにな




《元柳斎、後は任せるわ》

《いや、後は任せると言われても…》

《あんたなら大丈夫。頑張ってねー。》

私はそれだけ言って現世へと向かったんだっけ


…隊長羽織脱いでいけばよかった…



『今思えば、元柳斎も大変だったでしょうね。』

隊長達も、私の見知ったメンバーは2人だけ

そんなに長く尸魂界を離れたつもりは無かったのになぁ

いつの間にか元柳斎もおじいちゃんになってるし

『相変わらず…私は歳を重ねないのにね…』

いや、重ねられない…か。

『まぁ…歳をとりたいわけじゃ無いけどね…』





『さて…と。』

私は自分の目の前に神無月を置く

『神無月…』

少し精神を集中させた

『ごめんなさい、長いこと1人にしてしまって…
どうか、応えて…』

ぶわぁっ

私の周りに色んな花の花弁が舞った




それと同時に私の意識は精神世界へと沈んだ


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