第5章 encounter
その言葉と同時に伝令神機が鳴る
「ほ…本当に来た!!指令だ!」
ルキアが驚く
「ど…どっちだ!?」
「あっちだよ」
白い服の男は指差した
「その程度のこともわからないで…キミはそれでも死神か?」
それだけ言うと白い服の男は霊子によってできた弓を構える
そして、霊子でできた矢をはなった
「反応が…消えた……!」
「な…何なんだおまえ…!?」
「石田雨竜、滅却師。
僕は死神を憎む」
「……何だと…?」
「わからないかい、黒崎一護。こう言ってるんだ。
君を憎む、と。」
「ほぉーっ!
織姫が4位で、蝶が1位かー。あいかわらずやるねぇ。あんたたち。」
たつきはそう言いながら織姫の頭をぐりぐりする
「えへへー」
『良かった…』
「あんた運動もできるし…どう?空手部入んない?」
『うーん、忙しいからやめとくね?』
「そっかー。今年うちの空手部凄いんだよ?男子の団体もインハイ行くし、何つってもインハイ3連覇する女のあたしが入部したんだしね!」
凄くいい笑顔で言うたつき
『ほんとに、イケメンだねぇ…たつきは』
「ほんとにねー」
その後、何故か一護が石田雨竜について織姫ちゃんに聞いてた
「あ、そうだ!蝶ちゃん!」
『?なーに、織姫ちゃん』
「私の事、織姫ちゃんじゃなくて、織姫って呼んで?」
『え?』
「いいからっ!」
『織姫…?』
「可愛いっ!!これからもそう呼んでね!!」
『う、うん?』
それだけ言って満足したようだ
それから放課後、私は少しだけ散歩をして帰ろうかと思い、いつもと違う道を歩いていた
公園に差し掛かろうとした時だった
あれ?前でコソコソしてるの…一護?
一護がコソコソしているのを見て、私も少し気配を消してみることにした
一護の前にいるのは…石田雨竜くん?
「家までついてくる気かい?黒崎一護」
「ちぇっ、バレてたのか。
いつから気付いてた?」
「井上さんと教室のドアの所から僕を盗み見てた時から。」
「ほー、すげーすげー。たいしたもんだ。」
「君の霊力はバカみたいに垂れ流しだからね。猿でもわかるよ」
確かにそうだ。ずっと垂れ流しだもんね。
私は内心ものすごく頷いていた