第4章 beginning
「!採用!!」
『ありがとうございます』
「そうだ、乱菊と冬獅郎にも挨拶させるか。
ちょっと待っててくれ」
そう言うと志波一心は隊舎に入る
すると、さっきのお姉さんと小さな男の子を連れてきた
『?はじめまして水無月蝶と申します』
「はじめましてでは無いけど!松本乱菊です!!」
「十番隊三席の日番谷冬獅郎です」
…精神年齢逆じゃない?
「副隊長と、三席だ。副隊長より三席の方が頼りになるけどな!」
「そうっスね」
「ちょっと隊長ひどい!!」
『ふふ、仲良いのね。
皆さん、よろしくね。あと、敬語はいらないし蝶って呼んでくださいね。』
「もちろん!!私の事も、乱菊で!」
「冬獅郎…でいい」
「一心と呼んでくれ!!」
『はい!よろしくね乱菊、冬獅郎、一心!』
十番隊で挨拶を済ませ、次に向かうのは十一番隊…
『こーん…』
ガンっと門が開く
『あ、隊長いますか?』
「ああん?テメー…」
『えっと…更木隊長いますか?』
「散歩に行っていねぇよ。誰だよテメー」
「こらこら、隊長羽織はおってるんだから隊長なんじゃ…」
『あ、私は零番隊所属の水無月蝶と申します』
「「零番隊!」」
『?はい』
目の前にいるのはハゲとオネェ…?
「俺は斑目一角だ」
「僕は綾瀬川弓親」
『よろしくね。隊長がいないなら日を改めるわ。』
十二番隊は来んなって言われたしいいかな
私は十三番隊へ向かった
『こんにちは、浮竹いる?』
門番さんに聞くと、すぐに客間に通してくれた
「待ちましたか?」
『いいえ、待ってないわよ。久しぶりね、浮竹』
「ええ、また下で仕事ですか?」
『そうね。しばらくはこっちにいるかもね』
「なら、あいつに挨拶してもらうかな」
浮竹はそう言って誰かを呼びに行った
連れてきたのは黒髪の男の人
「志波海燕、十三番隊の副隊長だ」
浮竹がそう言うと海燕も挨拶をしてくれた
「はじめまして、志波海燕っス。よろしくな!」
ニカッと笑う志波海燕
『はじめまして、水無月蝶です。』
「俺のことは海燕でいいからな!」
『なら私の事も蝶で構わないわ。よろしくね』
「おう!」
『浮竹、副隊長がしっかりしてると安心ね』