第4章 beginning
「もう二度と!キスなんかされないこと!!いいね!」
『気をつけます。』
神無月に説教され、精神世界を抜けた
『……目の保養になったな…』
切り替え切り替え…
さて、これからどうするか…
藍染には私が虚化の研究してたことはバレてる
で、藍染の虚化の実験現場に私はいた
でも、藍染は何もしてこない…
『しばらくは…此処にいた方がいいかもしれない』
隊長格が一気にいなくなった今、下は大変だと思う
でも…
『今戻る方が危ない…か』
百年くらい、霊王宮にいようかな。
よし、そうしよう
それを決めると同時に、元柳斎に手紙を送った
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元柳斎へ
ちょっと百年くらい霊王宮で守護任務するわー。
忙しいと思うけど頑張ってね。
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なんとも適当な内容を送った
一番隊隊長 山本元柳斎重國(総隊長)
二番隊隊長 砕蜂
三番隊隊長 市丸ギン
四番隊隊長 卯ノ花烈
五番隊隊長 藍染惣右介
六番隊隊長 朽木白哉
七番隊隊長 狛村左陣
八番隊隊長 京楽春水
九番隊隊長 東仙要
十番隊隊長 志波一心
十一番隊隊長 更木剣八
十二番隊隊長 涅マユリ
十三番隊隊長 浮竹十四郎
『あの事件から八十年…主犯格のメンバーは堂々と隊長をしてる訳ね…』
現在の隊長たちの名前を見て、そう思った
『そろそろ、私も下に戻るべきかもね…』
私は真名呼和尚の元へ向かった
「下に戻るか…かまわんが、ちぃと霊力を封じてもええか」
『…?いいけど』
「すまんな、霊王宮での仕事を見てる時から思っとったが…また霊圧上がったか?」
『上がったのかしら…』
「確実に上がっとる。という訳でだ、霊力を九割封じてもええか」
『九?!カスじゃない』
「九割封じても、封じきれんくらいには上がっとるぞ」
『えええ…』
「霊王宮でなければその力に耐えきれんからな」
『…わかったわよ』
「よし、そうと決まれば早速封じるぞ」
そう言われ、私は限定霊印を打たれた
「蓮の花と蝶の紋様にしといたぞ。」
蓮の花の文様は肩に、蝶の紋様は脇腹に打たれた
限定解除は二段階、五割解放と全開だった
解除に許可は要らない。
私が必要と感じれば解除が可能だ