第17章 amusement…?
かの有名な魔法のお城へ向かっていく
だんだん周りの景色が魔法の世界へと変わっていく
『!!ホグ〇ーツだ!!』
私のテンションが上がっていく
目の前にある機関車も、バタービール屋さんも…
『杖!!杖売ってるじゃん!!』
思わず叫んでしまった
「ブフォッ…」
後ろで恋次が吹き出していた
笑いすぎて地面で転がっていた
乱菊も冬獅郎も後ろを向いて肩を震わしながら笑っていた
『よし』
私はそそくさと杖を買う
買った杖はハー〇イオニーの杖だ
「あ?」
恋次が何かに気付いた
『エクスペクト・パトローナム!』
私はそう言うと杖の先から少しだけ霊力を放った
もちろん、恋次に向かって
まあ、赤火砲のめっちゃ弱いバージョンだ
「うおっ!」
恋次が慌てて避けた
『チッ…外したか…』
「おっかねえハ〇マイオニーだなおい」
『次笑い転げたら百味ビーンズ全部食べさせるわよ』
私がそう言うと恋次が顔を青ざめていた
そう、百味ビーンズはまずいことで有名だ
もちろん、作中でも…
『冬獅郎!アトラクション行こ!』
私は冬獅郎の腕を掴んだ
「お、おう」
冬獅郎とアトラクションへ向かう
ホグワー〇の城内を回り、アトラクションへ乗り込む
クルーのお姉さんの合図と同時にアトラクションがスタートした
ジェットコースター程ではないが急降下や急上昇、たくさんの仕掛けがある
流石、ハリー〇ッターの世界と言うべきだろう
『楽しかった!!』
「おう、なら良かった」
冬獅郎が少し笑っていた
『次、冬獅郎は何乗りたい?』
私がそう聞くと冬獅郎が悩んでいた
「マ〇オ行きてえ」
かの有名な赤い服を着た兄と緑の服を着た弟のアトラクションに乗りたいらしい
『いいね、行こう!』
私達がホ〇ワーツのお城から出ると乱菊と恋次がバタービールを飲んでいた
そしてよく見ると白哉の首にはス〇ザリンのマフラーが巻かれていた
『暑くないの?』
今は夏だ、決して寒い訳では無い。
てかむしろ暑い
「暑くない」
白哉がそう言った
『な、ならいいけど…』
白哉も少しは楽しんでいるのだろうか
そんなことを思いながらマリ〇のアトラクションへと向かった