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BLEACH〜透明な華〜

第16章 reaper




かき氷が運ばれてきた

どちらも輝いて見える

『美味しそう!!いただきます!!』

まずはお互いそれぞれの味を一口交換し、楽しんだ

『ん〜!!おいっしい!!』

私はパクパクと自分のかき氷を食べ進めていく

「…おかしい、何でそのスピードで食べて頭キーンてならんねん」

『?慣れ…かな』

「…いや、何ちょっとカッコつけとんねん。」

『それにしても美味しすぎる…!』

「無視かい」

私は真子よりとても早くかき氷を食べ終え、お茶を飲む

『お茶も美味しい…!』

「やろ?ここの店、卯ノ花サンに教えてもろたんや」

『烈に?』

「そうや。この間たまたま用事あって世間話してる時に聞いたんや」

『へえー…また烈とも来よっと』

真子もかき氷を食べ終え、お会計を済ませる

『真子、ご馳走様でした。』

今回は真子がかき氷を奢ってくれた

「おう。もうそろそろ現世に戻るんか?」

『そうね。夏休みの宿題ってやつもしないとだし』

「ブフォっ…夏休みの宿題て……クク…」

『失礼ね…。面倒くさいけど学生である以上はしないとダメなのよ』

「そうか。まあ、頑張れや」

『頑張るわ。』

それから真子と別れ、隊舎に戻る


隊舎の前を見ると見知った人物がいた

「おう」

『…何してるの?剣八』

更木剣八が隊舎の前で待ち構えていた

「いや、帰って来てるって聞いたんでな。休暇中なら、心置き無く戦えるだろ」

その言葉を聞き、私は少し後退りする

『えー…今日?今日じゃないとダメ?』

「そうじゃねェとてめえ、明日には帰るんだろうが」

うげ、見抜かれてた

『そうだけど……ハァ…』

ため息をついた時だった

ガシッと持ち上げられる

『!?』

米俵のように担がれ、私はそのまま十一番隊隊舎に連れていかれた

「「お疲れ様です、隊長!!」」

剣八が通る度に挨拶をする隊員達

それと同時に見物の隊員がゾロゾロと着いてきていた

「…あん?蝶じゃねぇか」

『やっほー、一角』

「何だ、隊長に捕まったのか」

『そういうこと。』

一角の顔を見ないまま会話を続ける

「なら、俺の相手もしてもらうか」




『え?』



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