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BLEACH〜透明な華〜

第14章 rebellion




神無月side

酷いと思わない?俺の主

自分はシキと仲良く結界なんて張っちゃってさー

挙句の果てには現地集合で!って…

「無茶さえしなければいいんだけどね…」

俺はそう思いながらもしっかり家屋に結界を張っていく

一通り張り終え、辺りを見回す



またこれ全部蝶が直すのか…

みんなで復興させる手もあるだろう

だが、藍染との戦いでようやく少し回復してきた頃に斬魄刀の反乱…

みんなでっていう精神状態ではないもんな…

「だからって…」

いや、蝶だから直すのかな

もう大人しく霊王宮で休んでて欲しいくらいなのに…

まあ、そんなこと言ったって聞いてくれるような主ではない

だったら、無茶しないように俺が力を貸すだけ

そのための斬魄刀なんだ



「解錠」

俺は穿界門を開く

そしてそのまま現世へと向かった














蝶side


『来たね、神無月』

神無月の気配を現世で感じると同時に、神無月が刀に戻ってきていた

早かったわね…

そう思いながら空を見上げた

『…曇ってきた』

「村正と朽木響河は放っておいてもいいの?」

そう言ってきたのは神無月だ

『んー?大丈夫だと思うよ。
白哉も一護もみんないるしね。』

「ならどうして現世に…」

『後片付けしないとダメでしょ?』

「確かに…そうだけど…」

『さ、みんな来始めたみたいだし、行きましょ』

私は尸魂界からの援軍である者達の霊圧の元へ向かう

『大丈夫、響河は白哉が倒したみたいよ。』

尸魂界からの援軍である恋次達と合流し、一護たちの元へ急いだ

そこでは大量の大虚と虚、そして真っ赤なキノコみたいな謎の大きな物体がいた

何あれきっっしょ

よく見れば謎の物体から大虚が放出されているようだった

恋次達とその斬魄刀達が張り切って大虚や虚に向かっていく

『みんな元気だなあ…』

呑気に観覧しているといつの間にか大虚に囲まれていたらしい

「蝶!!!」

ルキアが私の名前を呼ぶ

『大丈夫よ、ルキア。
咲き誇れ、神無…っ…』

始解しようとした時だった

急に力が抜ける

「蝶!!」

神無月が実体化し、私を守った

『神無月…ごめん…』





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