第14章 rebellion
『わかったわよ…』
私は大人しく烈に従う事にした
部屋に案内され、シャワーを浴びてからベッドに寝転ぶ
『…誰が…無茶なん…て…』
いつの間にか眠ってしまったらしい
「蝶…蝶…おーい、蝶?」
『ん……?……あれ…一護…?』
「おはよう、蝶」
『……おはよう……って、みみみ見ないで?!
スキンケアも何にもしてない!!』
やばい、寝起きは…乙女の寝起きは見てはいけない!!
「?いつも通り、美人だと思うぜ?」
すっごくいい笑顔でさらっと言う一護
『……っ////…えっと…ありがとう…?』
「おう?あ、そうそう、卯ノ花さん達が呼んでるぜ。」
『了解、用意したら行くわ』
「おう」
一護は部屋を出て行った
『……反則…』
というか、もう朝なのね…寝すぎたわ
私は急いで用意をし、対策室へと向かった
対策室に入ろうとした時、言い争う声が聞こえた
「どういうことだ一護!!適当なこと言ってんじゃねえぞ!!」
『?失礼するわよ…』
とりあえず対策室に入る
「よしなよ、阿散井副隊長。」
『?どうし…「ですが京楽隊長、朽木隊長に限って…裏切るなんてありえねえ!!何か、訳があるに決まってます!」』
『え…?』
「あ、おはよう蝶さん」
京楽は何事も無かったかのように挨拶をしてくる
『…おはよう。で、白哉がどうしたの?』
私は一護から昨晩起こった出来事を聞いた
一護が村正に遭遇し、千本桜と戦ったということ
千本桜との戦いの最中に白哉が乱入、そして己の本能に従い行動すると言って村正、千本桜と共に姿を消したと
『…不思議な状況ね?』
珍しいというか、白哉らしくないというか…
「やれやれ、山じいの行方も未だに知れず、続いて朽木隊長の裏切りと…次はどんなドッキリが待ってるんだか…」
京楽がため息をつく
「唯一明るい話題は、日番谷隊長の斬魄刀が戻った事だな…」
浮竹がそう言った
『氷輪丸、戻って来たの?』
「ええ、日番谷隊長はもう一度氷輪丸を屈服させることに成功したそうです。」
浮竹がそう答えてくれた
『そう、良かったわ…』