• テキストサイズ

BLEACH〜透明な華〜

第14章 rebellion



「村正…奴は斬魄刀の本能を呼び覚まし、それを扇動して我々を操っているようだ。」

「ってことは、どの斬魄刀も奴が支配してるってことか?」

「その可能性が高いだろう」

斬月が頷いた

『だってさ、神無月』

「そうらしいね。なら、完全に洗脳されそうだったのは…俺だけ?」

『そうなんじゃない?』

「っていうか、何で蝶の神無月だけ無事だったんだ?」

『…不満がなかったらしいのよね』

私は神無月を見た

「そうだね。本能って言っても…蝶を守る事ぐらいだからね…」

『え…?』

「ま、洗脳じゃなくても操られてる事には変わりは無いからね」

『そ、そうね。それで、一護はこれからどうするの?』

「決まってる…村正の奴を追う。それだけだ」

『そっか。なら暫くは別行動になりそうね』

私がそう言うと一護が不思議そうに私を見る

「蝶は村正の事、追わねえのかよ」

『うん、とりあえず今は救護に回るわ。
だから暫くは村正の事、任せたわよ』

「おう」

『あ、そうだ。一護、とりあえず私について来てくれる?』

「?別にいいけど…」

『京楽達に斬月の事、報告しておいて欲しいのよ』

「そういう事か」

『うん。よろしくねー』

私は一護と共に四番隊隊舎へと向かった




『じゃあ一護、報告お願いね。』

「おう」

私は一護と別れ、救護室へ向かう

『さて、まだ手当の終わっていない者は?』

「こちらです!」

私は重傷を負った死神の手当にまわった

『次は?』

「水無月さん!」

『?山田くん?』

突然山田くんに呼ばれた

「あの、卯ノ花隊長がお呼びです!」

『烈が?わかったわ。』

私は烈のいる対策室へと向かう

『失礼するわよ、烈』

私は扉を開けた

その瞬間だった

「うわあ!!」

目の前にいたのは赤髪の蛇のような少年

ゴンッ

反射的に避けると少年が壁に激突した

『ご…ごめんなさい?』

「いてて…」

「蝶!大丈夫か?!」

恋次が声をかけてくれた

『大丈夫よ。それより、大丈夫?』

私は蛇のような少年に声をかける

「う、うん」

『なら良かった…。』

「コラ、蛇の!」

そう言ったのはとてもグラマラスな女の人だった

『…もしかして…蛇尾丸?』






/ 246ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp