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BLEACH〜透明な華〜

第10章 preparedness




『私が虚化出来るからじゃない?』

「「「は?」」」

全員の目が点になる

修行中の一護とひよ里もだ

『これは言うの忘れてたんじゃなくて秘密にしてた方だから…。この面子にならバラしてもいいかなって思ったんだけど…今のナシにした方がいい?』

私がそう聞くと、全員が首を横に振った

「そうか、それで…お前あの時平気やったんか」

真子が何かに納得していた

『そ。たぶん、虚化をコントロールした第一号は私よ』

「オマエ…そんな大事なことを軽く言うなや…」

真子がため息をついていた

『黙っててごめんね?』

「それにしても、あんたの仮面…綺麗やな」

リサがそう言った

『ああ、これね。硝子で出来てるみたい』

「へぇーって…硝子?!虚の仮面やのに?!」

『うん。シキの気分にもよるんだろうけど…今日は機嫌がいいみたいね』

「「「いやいやいや…」」」

「オマエ、虚と仲ええんか…」

真子が驚いた目で私を見る

『ええ、神無月とシキは仲悪いけどね』

「何もかも、有り得んわ…」

真子がため息をついていた

『だから、一護の修行に混ざりに来たんだけど…駄目なやつ?』

「…虚化の実力次第やな。オレらより下なら…オマエは要らん」

真子がそう言った

『なら、実力で示せば良いかしら』

「せやな。ハッチ、オレらの周りに結界や」

「はいデス」

『相手は真子一人?』

「そうや。何か文句でもあるか」

『無いわ。それで、ルールはどうする?』

「虚化して戦うこと。始解は無しや。」

『了解。…おいで、シキ』

私は仮面をつける

同じく真子も仮面をつけた

私たちの戦いを一護も見るようだ




私と真子は同時に攻撃をする

何度も何度も刀が交わる

急に真子が距離を取る

真子の持つ斬魄刀の切先に霊力が込められていくのがわかる

『虚閃…か』

今から霊力込めても間に合わないわね

「降参するなら今のうちやで」

真子がそう言った

『しないわよ。』

私がそう言うと同時に真子は虚閃を放った







『シキ、斬るわよ』





私は虚閃を斬り、軌道を変えた



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