• テキストサイズ

【M×N】インターホンはお静かに

第8章 愛のことば


.




「変態っ!ちょっ…、や…めっ」




身の危険を感じて、
たじろいだ瞬間だった


湯船から上がろうと身体を捻らせたけど


左腕を掴まれ、
バシャンと、派手に水飛沫が上がる。




「煽ったのだれだよ」

「あ、煽ってねーしっ」




羽交い締めみたいに、
後ろから抱き締められて


首筋にセンセの顔が埋まる




軽い痛みが走り

腕が回され

掌が肌を撫で付けると、胸の尖りに爪が立てられる




「…った、やっ…ぁ」



意志とは反して、漏れる甘い声に


羞恥心が沸き上がる




「直ぐ勃つようになったよな~」



からかうように、両胸を同時に弄って、
そう囁きながら、耳ん中に舌が差し込まれる




「ひゃ…っ、ん…だれだって、んなされた、らっ」

「そう?

最初っからしたら、すげー感じやすくなったと思うけど?」




下へ下へと、蠢く掌

焦らすように、周りばかり撫でて

自然と押し付けるように、腰を浮かす




「ほら…、こーゆーとこ。

すげー、エロい」

「っ……」

「それとも、カズくんは、
誰にだって感じちゃう、淫乱なの?」

「なんっ…」





勃起ち上がる敏感な部分を、いきなりぎゅっと掴んで


押さえ付けた足を緩め、俺の身体を引き寄せた




「首輪付けて、閉じ込められんなら…」

「こぇーこと、言わないでよ」

「ずっと、
俺だけのもんに出来んのに」

「センセ…?」




反りたつソコを扱かれると

お湯が波立って、溺れそうになるくらい全身の力が抜けてった




もしかして…さ?綾子さんとのこと


嫉妬してくれてんの?


だから、意地悪で荒っぽい愛撫が
余裕のない、センセなりの愛情表現みたいに感じて


身体の奥底から、欲求が沸き上がる






身体を捻らせ、センセの胸に顔を寄せると


上目遣いで見つめた









「ねぇ、

繋いでよ。首輪じゃなくってさ…」







.
/ 76ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp