第4章 登場人物
【鶴丸国永(つるまるくになが)】
平安時代に打たれてから、主を転々としていた太刀。
儚げな風貌を裏切るような飄々とした性格。
「驚き」に重きを置いており、驚かせることに対して余念がない。
「やれやれ、退屈で心が死んでしまいそうだぜ。だがこれは、君が望んだ世界そのものだ。そうだろう……?」
ワンの近侍を務めている。
【山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)】
打刀。
特定の主を持たない、はぐれ刀剣男士。
ゼロは時折彼を野良猫と呼んでいる。
ゼロが窮地に立つと、瞬時に現れて彼女をフォローする。
「俺はお前に干渉しない。あとはあんたの好きにすればいい」
言っていることと、やっていることが一致しない、
本当はゼロの刀剣男士になりたいが、こじらせた性格のせいで素直になれないでいる。
ゼロをあんたやお前と呼ぶが、たまに名前で呼んでくる。
→次章から本編が始まります。