第3章 来栖 龍之介・弐
涙目になりながら、苦しそうな表情で俺のモノを咥える彼女。
その姿に加虐心が芽生え、ゾクゾクと背中が粟立つ。
(コイツ…イイ顔するじゃねぇか)
もっと虐めてやりたくなる…
その顔を苦痛に歪ませてやりたくなる…
「ほら…もっと奥まで咥えろ」
「んっ、く…!」
「…旦那の事悦ばせたいんだろ?」
「……、」
俺の言葉に反応し、彼女は健気に奉仕を続けた。
根元の部分は両手で扱き、舌を懸命に絡ませながら俺のモノをしゃぶる。
飲み込みきれなかった唾液が彼女の顎を伝って落ちた。
「はぁっ…、そろそろ出る…っ…」
「っ…」
「そのまま全部飲み込めよっ…?」
「んんっ…!」
彼女の頭を掴み逃げられないように固定する。
驚いている彼女を見下ろし笑みを浮かべた後、俺はその熱い喉奥目掛けて精を放った。
「けほっ、けほっ…!」
飲み込みきれなかった精液を吐き出し、その口元を拭う彼女。
文句のひとつでも言ってくるかと思ったが、彼女は頬を紅潮させ「次はどうすればいいですか…?」と質問してきた。
(…コイツ…ひょっとしてMか?)
それを確かめるべく彼女の体をベッドに転がし、そのスカートの中へ手を突っ込む。
「ぁっ…」
「ハッ、もうこんなに濡らしてんのか」
「っ…」
下着越しに触れた秘部はもうグショグショだった。
半信半疑だったが今確信する…彼女は虐められて感じるドMなのだ。
「俺のモン咥えただけで濡らすなんて…とんでもねぇ淫乱だな」
「ちがっ…」
「違わねぇだろ?」
「あぁっ…!」
「ほら…簡単に指が入ったぜ?」
ひくひくと俺の指を締め付けてくる内部。
あまり経験が無いと言っていただけあってイイ締まり具合だ。
「…こっちはこのまま弄っといてやるから、上は自分で脱げよ」
「…え……」
「俺の言う事何でも聞くんだろ?」
「……、」
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