第3章 出発前に
真ちゃんの説明してるものは、
温度計だっ…
紗絵「何で!?」
…『ですから、あの…この温度計は水銀が入っておりまして…』
黄瀬「何やってんスか。緑間っち。お姉さん困ってるじゃないスか」
紗絵「行って来る」
緑間「…だから、ラッ」
紗絵「あの、すいません。
もういいです。よろしければ、処分してあげて下さい。他は大丈夫ですよね?」
…『…は、はい。』
そうして、私は、真ちゃんからお姉さん救った✴︎…じゃなーい!
緑間「…!?何でなのだよ!?」
紗絵「いつまでも、そんなんやってたら、進めるもんも進めなくなる!それに、私普通の温度計持ってるから、あげる!」
緑間「…!?何故お前が!?」
紗絵「ちょっと、向こうの温度を測ろうと思ってただけ!」
そういって、私は、鞄から温度計を取り出し、真ちゃんに渡した。