第2章 集合!
紗絵「涼太(コソコソ)」
耳に思いっきりくっつけて、
息を吹き掛ける感じに甘える声を…っと。
あと7秒
黄瀬「…!?なんスか///?」
紗絵「…あ、あのね、…私、涼太が好きなの…///」
こんなんで騙されないと思うけど…
あと、5秒
黄瀬「…え!?えっ!?」
紗絵「しっ!…目…閉じて…くれない…?ほっぺに…キ、キスしたい…///」
あと3秒
黄瀬「…はぁ!?///…いい…ッスよ…///照」
あれに騙されるのか…!?
紗絵「…あ、ありがとう///」
こんなのに引っかかるなんて…
なんか可哀想…ごめんね…
けど、一気に被せて、
顔を固定してやる(笑)
私はまず、涼太の肩に手を置く。
私の合図とともに、大ちゃんが、
涼太の頭に馬を思いっきり被せ、
そして、私は、涼太が暴れないように、後ろから、抱きつくというか、
縛る。
あとは、大ちゃんは、馬とともに、
黄瀬の顔をがっしり押さえて…
黄瀬「…!?ん!?」
フィニッシュ!!
…カシャ
青峰「良くやったな!紗絵!」
紗絵「イェーイ!」
黄瀬「酷いッス!酷いッス!
何ハイタッチとかしちゃってんスか!?
それに、なんなんスか!?紗絵っち!卑怯ッス!
そんな人とは、思ってなかったッス!!
あんな事誰に習ったんスか!?」
紗絵「誰だろーねー、ねー?」
青峰「なーー」
黄瀬「青峰っち‼︎あんな事紗絵っちに、教えてないで欲しいっス!
また変な事覚えちゃってんじゃないスか!?」
赤司「うるさいぞ、涼太…ふ」
黒子「そうですよ、黄瀬君…ふ」
桃井「どんな感じの写真撮れたかなー?
はははっ!きーちゃん、馬(笑)!」
緑間「いつまでも馬鹿騒ぎしてるな!もう時間なのだよ!」
黄瀬「…ひどいッス(涙)!」
紗絵「よし!早く行こう!」
黄瀬「何が、よし!なんスか!」
紗絵「ごめんってば、早く行こう!」