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*キセキと修学旅行*

第2章 集合!


紗絵「ふー。ありが…ぎゃあー。テツヤやめてー!」

テツヤが、馬を被って追いかけて来た。

紗絵「せーちゃーん!笑ってないで助けてー!」

赤司「はははっ!」

紗絵「真ちゃーん泣!」

緑間「いい加減やめるのだよ。」

テツヤはやっと外してくれた。
真ちゃん、ありがとう。
感謝。感謝。

桃井「それより、写真撮らないの?紗絵ちゃん?」

紗絵「撮るー!じゃあ、涼太、
撮って!」

黄瀬「なんで俺なんスか!?タイマーでいいじゃないスか」

そう言って、涼太がカメラを取り出し、タイマーをセットした。
その間にみんな並ぶ。

私に、大ちゃんから黄瀬に馬を被せるの協力しろ!との命令が!
私は、大ちゃんに向かって、敬礼をした。

黄瀬「じゃあ、行くッスよー」

タイマーは、15秒。馬の準備は出来た。涼太がボタンを押して9秒。
涼太は、私の前に居る。
大ちゃんは、私の後ろでスタンバッてる。よし。
もうすぐ来る。綺麗に撮れるようにするには、2秒前に被せた方がいい。
だが、2秒もあれば、涼太が振り向く可能性が高い。
振り向いたら、台無しだ。
あらかじめ言って被ってもらうのは、つまらない。
自分は綺麗に撮れると思いこんでるモデルの顔を台無しにするということに意味がある作戦なのだから。
さて、どうする。涼太の冷静な判断を出来なくするのと、
涼太の動きを封じれば…可能?
あの人が教えてくれたのを生かして。
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