第2章 集合!
手を止め、振り向いた先にいたは、桃色の髪のかわいいさつきと、色黒でガングロな大ちゃん。
私は、さつきに一目散に駆け寄り抱きついた。
紗絵「さつきーー!おはよー!
寂しかったよーー泣!
寒かったよーーー!」
桃井「寒かったよねー!
ごめんねー!
青峰君が起きなくってさー!」
紗絵「あ、大ちゃん、おはよ(棒)」睨
青峰「睨むな、おい!」
紗絵「だって、大ちゃんのせいで、
私は、とても寒くて、暗ーくて、
怖ーい場所に、1人で待たされてたんだよ?
謝罪の一言くらい、あってもよくない?」
青峰「ああ、悪かったって。」
大ちゃんは、肩に腕をまわしてきた。
いつもは、その腕をはたくが、
今日は、なんか温かくて、心地良くて、はたかくどころか、自ら、
首に腕がまわるように巻きつかせた。
青峰「お?珍しい?どけねーのか?」
紗絵「大ちゃん、温かい…。
枕みたい。…ふぁ〜。眠い…。」
緑間「…。それよりさっき、連絡があって赤司と紫原は、空港に直接行くと言っていたのだよ。
あといないのは黒子と黄瀬だな。」
黒子「いえ、僕はもう居ます…」
桃井「うわっ!テツ君居たの!?」
紗絵「えー。
テツヤ、今来たじゃん」
黒子「…紗絵さんには、かないませんね。」
青峰「んで、黄瀬は?
て、もう電話してるし。しかも俺ので。」