第13章 スノボー&スキー
紗絵「さつきちゃーん!
止まって!止まっ…
あぁあ…」
ドバッ!
私は、上でゆっくり滑って、
さつきちゃんを見てたけど、
ボードを横から縦に向かせ、
転んださつきちゃんのもとへ、
スピードを上げて向かった。
スー…ザッ
紗絵「大丈夫?さつきちゃん!」
桃井「…大丈夫、けど、
どうやって立てばいいかわからない…」
私は、
立てないさつきちゃんの前に膝をついてかがんだ。
紗絵「…さつきちゃん…
気持ちは十分わかったけど、
これ滑り終わったら、
テツヤと2人で初級者コースで
滑ろう。ね?」
桃井「えー!?」
紗絵「そしたら、
少しは慣れると思うの、でね…」
桃井「やだー」