第13章 スノボー&スキー
紗絵「最後まで聞いて、
でね、私、スキーの靴と板も借りてるから、
午後から一緒にスキーで滑ろう!
みんなもスキーの借りてるから、
みんなで滑ろう!ね?」
桃井「うん!」
紗絵「良かった。」
桃井「で、起きれないんだけど…」
紗絵「まずね、斜面に向かって、
右足を下、左足を上で、
右のストックを板のまた下、
左のストックは、前か後ろにおいて、
せーの!」
私は、さつきちゃんを立たせた。
けど、多分、くるだろうな…
桃井「紗絵ちゃん、もう怖い!」
やっぱりな…
しかたないな…
危ないけど
紗絵「じゃあ、私が、
前に居て、手をとっとくから、
ついて来てね。」
そう言って、私は、
ふもとに背を向け、さつきちゃんの手をとった。
桃井「それじゃあ、紗絵ちゃんが、
下見えないよ!」
紗絵「大丈夫!
だてに10年続けてないからっ!」
私は、さつきちゃんの手を引っ張って、
右へ、左へ滑らせてく
桃井「うわぁっ」
紗絵「大丈夫だよ!」笑