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【NARUTO】18禁 優しい人

第2章 優しさの意味




「カカシ、すこしいい?」

そう不機嫌に話しかければ
明らかに嫌そうな顔をしている。

可愛いツバキの前で
話なんかしたくない。
醜い感情を感じながら、
ゆっくり、言葉にした。

「二人で、話がしたいの。
ツバキ、先に帰ってもらっていい?」

あからさまに睨みながら
敵意むき出しの言葉に、ツバキは驚いて、黙っている。

「、おまえ、何でツバキちゃんに殺意向けてるわけ?」

一気にビリビリした空気になるが、あいにく私はそんなに余裕がない。怒りが込み上げ、何故、分からないのか、そんな情け無い感情を感じた。

一気に殺意を
カカシにも向けた。

「カカシ、私も多少はやるのよ?無傷では済まないんじゃないかしら?貴方と話をがしたいだけよ。」

睨みつけながら彼に話しかけると、本気だとわかったのか、カカシが一瞬怯んだ。

カカシと実力は互角とは言わない。彼は強い。必ず負けるだろう。だが、私も彼と本気でやり合うぐらいの力はある。そこにいるツバキなんか一瞬で殺せるはずだ。

カカシは大きく溜息をつき、
諦めたようにツバキを見つめた。

「悪い、先に帰ってて。
なんか怒ってるみたいだから、
話するわ。」


ツバキは私の殺意むき出しに怯えながら、ゆっくり後ずさり、足早に去っていった。
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