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【NARUTO】18禁 優しい人

第8章 分かり合える人



表情がわからないとは、
こういう時に困る。

どんな表情かな。
あ、そうだったなって納得した顔になってるのかな。

カカシも私と同じように
嬉しく感じてくれていたら
私も嬉しい。



「…、好きだよ。
目隠し取っていい?顔が見たいよ…」



そう言って優しく手についたゴムバンドとタオルを解かれた。

急に明るく感じて、チカチカする。
ゆっくりカカシの顔を見た。

「やっぱり、眩し……」




言葉が、詰まった。







カカシが、
涙を浮かべ、泣いていた。





「好きだよ。、本当に…
絶対に幸せにするから。約束するから。…凄いね、俺が……ずっと悩んでいたことを、いとも簡単に解決していくんだね…」


ポタポタ、涙を、流し私を見つめていた。

「カカシ…やだ、泣かないでよ。大丈夫だよ…、そんなに大した事じゃないじゃない。」

そう言いながら、
私も泣いていた。


自分の心を素直に話せる人を
見つけた。

深い場所で分かり合える人を
見つけた。

感動して泣かないわけがない。

今まで誰にも言えなかった悩みを、共有できる人を見つけた。

それだけで、生きていけると
思わない?

その人が人生を共にできる人。

その人が運命の人






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