第6章 秘密
ゆっくり目を覚ますと
カカシはひとりでシャワー浴びていた。
シャワーの出る音が遠くで聞こえる。
少したてば、
カカシが脱衣所から
出てきた。
「、起きた?30分ぐらい寝てたよ。」
「そうなんだ……
カカシ、こっちきて?」
私は簡単に服を着て、ベッドに座った。
「ふふっ…なーに、甘えてんの?
」
そう言って側にきて、ベッドに腰掛けて、私の手を絡ませて握り、密着して座ってくれている。
息を少し大きく吸った。
「カカシ、私を好きになった理由を教えてくれない?」
「理由?何、突然、告白されて、だんだん好きだって思ったんだよ。」
(また嘘をつく…カカシ…)
「カカシ、その答えだと、私じゃなくても、だれでも告白されれば、好きになるでしょ?」
「…が、
前から気になっていた。」
(はい、これ絶対嘘!)
「カカシ、私のことそんな風に見れないって言ったじゃ……」
そう言った後、
わざとだって気がついた。
(誘導とか…ムカつく…)