第3章 告白の後の話
「この前まで仲間だったやつに
こんなドロドロの感情抱くなんて、自分でも気持ちが悪いよ。
さっきは、お前にそんな感情抱いてないって言ったよ。
だって、ああ言わないと、
制御出来ないんだよ。
お前こそ逃げ道作ってやってるのに、何考えてるの?
さっき言ったじゃない。
「中出ししていい」って。
それ。今一番俺に言ったら
ダメな言葉だよ。
犯されたいの?
今すぐぶちまけようか?
そんな事したくないから
ああ言ったんだよ。
毎日気持ちが変わってるよ。
本当に…追いつけないんだ。」
もう、引きすぎて、
ドン引きの私に
壁ドンしながらさらに呟く。
「ねぇ、今日俺の家にきてよ。
言っておくよ、俺、今まで プライベートで、自分の彼女は誰一人家に招いた事無いんだよね。
もちろん、ツバキもね。
俺の家が絶対領域なの。
セックスする場所は
ホテルって決めてるんだよ。
その俺が今、
お前を家に誘ってるの。
断らないでよ?
返事は?ほら、
しろよ、はやくしろよ。」
「……は、い!」
強引にキスをされながら
返事を言わされて
やっと解放された。
「シャワー浴びて着替えたら
すぐに家に来い。
わかったな。」
そう言って乱暴に会議室から
私を残して先に出て行った。