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【NARUTO】18禁 優しい人

第1章 きっかけ


力が本当に入らない。

おかしい。なぜ、今走らないと
行けないのに…

と、思った瞬間、

上の屋根から男性の忍びが
走ってきて
痴漢野郎を一気に捕まえ、気を失わせ、捕まえてきた。

「痴漢野郎ってコイツ?バカなやつだな、大丈夫か?」

そう涼しい顔を向けた彼が
カカシだ。カカシはたまたま通りがかっただけだった。


あの瞬間、ただの同期が
一気にヒーローに格上げされた。

瞬く間にボロボロ涙を流していた。緊張の糸が切れたのだ。


「忍びのくせに何泣いてんだ」と言って呆れていたが、
家に付き添い送ってくれた。

たったそれだけの出来事なのに
私は、そこから13年も彼を愛している。

いまだに私は片想いだ。
告白なんて出来ない。

今年で27歳だ。
早い、早すぎる。
あっという間に30代に突入してしまう。



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