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2人目の余所者

第5章 喫茶店開店


ユリウス「どうしてそこまで甘いんだ?」

『なんの事ですか?』

アクアは珈琲を挽きながら答える

ユリウス「客に対してだ」

『そうですか?普通ですよ』

アッサリとした回答
当たり前と言ったアクア

ユリウス「金はしっかり貰ってるのか?」

『頂いてますよ』

コポコポと珈琲が入れられる

ユリウス「…お前変な奴に騙されてないか?」

『ここの住人の皆様は良い人達ばかりなのでないですね。むしろ十分なくらいです。どうぞ』

スっと置かれた珈琲
ユリウスは口を付けると首を傾げる

ユリウス「何故私が入れるのとお前が入れる珈琲の味がこんなに違う?」

『お口に合いませんでしたか?』

アクアは首を傾げる
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