第8章 壊れた時計
『っ…なに…するんですか…ナイトメア…!』
ナイトメアの手にはジワリと赤い血が付いた
物は直るが、病気や怪我は治せない不思議な世界
ナイトメア「痛いだろう?」
ふふんと笑っているナイトメアにふつふつと怒りが沸くアクアだが、身体に力が入らず睨みつけるしかなかった
『ナイトメア…次やったら大っ嫌いな病院に無理矢理連れて行きますよ』
それを聞いたナイトメアはパッとアクアの近くから退いた
ナイトメア「悪かった…病院だけはやめてくれ」
『ふっ…っ…!』
小さく笑ったアクアだが、脇腹の痛みに顔が苦痛に歪む