第2章 始まり
?「穴があったら落ちないといけませんよね」
『どういう発想ですか!?』
サァァッと血の気が引く
がウサギ男は落ちた…当然担がれたアクアも落ちる
『っ!?心中は嫌なんですけど!』
落ちる 落ちる 落ちる
穴の深さは分からないが落ちた穴からどんどん遠ざかって行く
?「心中なんてしませんよ」
これが心中じゃなかったらなんだと言うのだ
ありえないとアクアはまた頭を抱えそうになる
『はぁ…』
でもアクアはそれ以上叫ぶことはなかった
アリスならもっとギャーギャー言うだろうが、面倒事は極力避けたいと思うアクア
?「あまり叫ばないのですね」
『……疲れました』
そして米俵の様に持ち上げられてる為、お腹に負荷がかかりアクアの気分はドンドン悪くなる