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2人目の余所者

第5章 喫茶店開店


ユリウス「また来る」

『はい、お待ちしております』

微笑むアクアは頭を下げてユリウスを見送った
ユリウスがチラリと横目でアクアを見ると、微笑まれ素早く去って行った

『おや?何か悪い事しましたかね?…ユリウス…お金多過ぎです…』

置かれたお金に驚き、勘定分だけもらい返す為の貯金箱に入れる

『今日は忙しくなりそうですね。何しろ人は新しい物に目がありませんからね』

アクアの言葉通り客が途絶える事無く入って来る

珈琲(オリジナルブレンド)が飛ぶように売れていく

『どうやらここの人達の味覚に合ったみたいですね』

残り少ない珈琲豆を継ぎ足す
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