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2人目の余所者

第5章 喫茶店開店


ユリウス「…ありがとう…珈琲豆の販売はしているか?」

『ええ、してますよ』

ニッコリと微笑むアクアは色々な珈琲豆を見せる

『どれにします?』

ユリウス「なら、これと同じ物を」

『オリジナルですね』

ユリウス「オリジナル?」

ユリウスが聞き返すとアクアは頷いた

『はい、私が作ったオリジナルです』

オリジナルと呼ばれた珈琲豆を瓶に詰め込んでいく

『量はどのくらいですか?』

ユリウス「そのくらいでいい」

なんでも出来るアクアにユリウスはある意味感心していた
アリスの様に滞在先を決めず、自分で店を持ったこと。
誰にも迷惑を掛けないその姿に
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