第5章 喫茶店開店
『蓑虫ナイトメアの背中は居心地いいですね』
クスクスと笑うアクア
ナイトメア「蓑虫と言うのはやめてくれないか?」
『“2つ名”なんですよね?ふふ、蓑虫って』
ナイトメア「……はぁ。私を揶揄って楽しいかい?」
穏やかな声に穏やか時
『そんなつもりはありませんよ。ナイトメアにはお世話になりっぱなしなので』
ナイトメア「でも君の心は見えない。不思議な事だ……“見えないものが見え、聞きたくない事が聞こえる”けれど…本当に“聞きたいことと見えたいのもが見えない”のは不安だな」
ナイトメアの力を持ってでも何も聞こえず、何も見えないアクアの存在は不思議なんだろう