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2人目の余所者

第2章 始まり


『ダメですね…幻覚を見てるようです』

頭を抑え寝転がるアクア

?「ちょっとちょっと!アリスが心配なんじゃありませんか?」

『(…なんでアリスを…)』

知っているのか?疑問が生まれるが所詮疲れから来る幻聴・幻覚と思い目を閉じる
アリスには申し訳ないですが明日また探すことにします。とそれだけ思いながら

?「ちょっとちょっと!アリスといいどうしてそんなに無気力なんですか!」

アクアとアリスは同じリアリストなだけだ
面倒事はなるべく避けたい
それだけだ

喋るウサギを放置して、目を瞑っているとアクアは本当にうとうとしてきた
時間になっても家に入らなければ心配して来てくれるでしょう
と母には悪いが起こしてもらおうと決めた
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