第8章 壊れた時計
ユリウス「どういう事だ?」
ナイトメア「アリスが言っていただろう?“私のせいでアクアに怪我させた”と」
それは今なおアクアの体に残っている大きな古傷の事だった
ナイトメア「あれはアリスが轢かれそうになった時に出来た傷だ。しかも、この間のアクアの店の事件でまともに寝れていない状況だ。寝れてもすぐに殺せるように銃と刀を携帯している」
ユリウス「ここは休戦区域だ。争う事は許されない」
ナイトメア「だが、起きている。どういう事か時計屋、君なら分かるだろう?」
ユリウス「!アリスか!」
そう、アクアは昼夜問わずやってくる敵を始末しては、何でもないと笑っていた
それはアリスを安心させる為