第8章 壊れた時計
ガクンッと力が抜けたアクアをユリウスは自分のベッドに寝かせる
ユリウス「ナイトメア。アクアの様子はどうだ?」
ナイトメア「あぁ。かなり深い眠りに付かせたから簡単には起きない」
ユリウスはアクアの時計を直す手を止める
ユリウス「どういう状況だ?」
ナイトメア「アクアは抱え込んだものが大き過ぎる。アリスより」
ナイトメアの言葉にユリウスはピクリと反応する
ユリウス「アリス、アリスのアイツが?」
ナイトメア「だからだよ。アリスの敵は全てアクアが背負い込んでいる」
ユリウスはチラリとベッドに寝かせたアクアを見る