第8章 壊れた時計
ユリウス「(コイツは本当にアリスなんだな)…はぁ」
脇目も振らずアリスをただただ見守るナイトのようなアクア
前全員の前で脱いだ身体には大きな傷が付いていた
アリスは自分を庇って出来た傷だと言っていた
『っ…はっ!』
パッと目を覚ましたアクアはフーッフーッと普通じゃない
ユリウス「アクア、どうした?」
『寄るなぁ!』
アクアとは思えない怒号にユリウスは固まる
『殺すぞ!』
何かに取り憑かれた様に言うアクア
ユリウス「ナイトメア!アクアを寝かせろ!」
今にも暴れだしそうなアクアをユリウスが止め、ナイトメアが強制的に眠りにつかせた