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2人目の余所者

第8章 壊れた時計


ユリウス「おい、何故こんな…ん?」

スースーと寝ているアクア

ユリウス「変な奴だ。ここで寝るとは」

ユリウスは静かに時計を直していくが、アクアが気になり毛布を掛ける
大事そうに刀が握られている

『ん…』

ユリウス「!(起こしたか!?)」

ただ身じろいだだけのようで、直ぐに小さな寝息を立てる

敵からの襲撃でアクアは睡眠という睡眠が取れてなかった

ユリウス「(静かに寝るものだな)」

生きているのか心配になるほど静かだ
それだけ深い眠りについているみたいだ

『ア…リス…』

呼ばれたのはアリスの名前
それと涙
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