第8章 壊れた時計
ユリウス「どうした」
『時計の修理をお願いします』
私はポケットから時計を取り出す
ユリウス「?お前のか?」
『えぇ…小さい頃から持ち運んでいたんですけど、針が止まっていて壊れたのかと思いまして。宝物なんです』
ユリウスは部屋の中に案内する
ユリウス「…座っていろ。直ぐに直す」
『ありがとうございます。これ、軽食と珈琲豆とお金です。お仕事の方は大丈夫ですか?』
ユリウス「あぁ、急ぎの仕事も溜まっている仕事もない」
カチャカチャと時計の外される音が響く
カチコチとあっちこっちから時計の音が響き、アクアはウトウトとし始める