第8章 壊れた時計
サラシも買え、店も大繁盛して、アクアにとったら良いことずくめだ
『おや?』
今まで動いていた時計が止まってしまった
『電池切れですかね?それとも…』
アクアは電池を変えるが動く気配がない
『ユリウスに頼みましょうか…』
大切な物だから壊したくないと言う気持ちで、店を閉めて、お金と珈琲豆、そして軽食を持って塔の階段を登る
足音がコツンコツンと反響する
高い所にあるユリウスの部屋
アクアは息切れ1つしないまま登りきり、コンコンとノックする
ユリウス「誰だ」
『アクアです。お邪魔してもよろしいですか?』
アクアと聞いたユリウスは自分からドアを開けに行った