第7章 とうとうバレました
『あぁ、私の店を汚すのは止めてくださいね。汚いです』
コツリ、コツリと足音一つ
それはアクア
絶対的な存在感が有無を言わせない
『死にます?』
ガシャンと銃を頭に突き付けるアクア
「ヒッ…」
カタカタと真っ青になって固まる元この店の青年
「この女!」
アクアは髪を掴まれたが、隠し持っていたナイフで切る
「なっ!?」
『…ありがとうございます。邪魔でしたから丁度良かったです』
お礼を言いながら回し蹴りをすると外へ吹っ飛んでいく
『おやおや、手応えがないですね』
放たれる殺気に全員がゴクリと唾を飲んだ