第7章 とうとうバレました
「おいおい、ガキに構ってる暇あんのか?」
『煩い虫ですね』
ディーとダム、それは城の住人にマフィア幹部、遊園地のオーナー達にユリウスはアリスの傍に行く
「ああ!?何だと!」
それを確認したアクアは凛とした声で言う
『アリス、絶対にいいと言うまで目を瞑って耳を塞いでくださいね』
アリスが戸惑っているとディーが目をダムが耳を塞いだ
『おや、いい子ですね』
ディーとダムに微笑むとそのまま銃で相手の手を撃った
「手が…!撃たれたのか!?」
『はい。ここはもう私の店です』
静かに怒るアクアに全員がゾッとする
“首を跳ねよ”が口癖なビバルディ、3秒考えるだけですぐに銃を放つエリオット、ブラッティ・ツインズと呼ばれる双子、面白そうな事には首を突っ込むボリスにエース
汚れることが嫌いだが、冷酷なペーター
キレたら何を考えているか分からないブラッドとユリウスとゴーランド
そんな人達でさえ、この店のルールは守っている