第7章 とうとうバレました
パサリと髪を掻き分ける
ビバルディ「じゃが、普段のその服で街を歩くのか?」
『あ…うーん…』
その言葉にアクアは悩む
そして、ピンと来たように微笑む
『それでは皆様の護衛ということで』
ボリス「え?どういうこと?」
『つまり、皆さんを護るという事です』
ブラッド「それは分かる。私達はそんなに弱そうに見えるか?」
ブラッドの問いにアクアはクスクスと笑う
『なら、私を護ってくれます?』
揶揄う様な、いたずらっ子の様な笑顔を向ける
『ふふ、嘘ですよ。私はアリスの様にか弱い女の子じゃありま…伏せて下さい!』
バァンッとすごい勢いでドアが蹴破られた